土用の丑の日に食べるうなぎは「まずい」と言うのは本当なのでしょうか?
いきなりこんな事を言われると「は?何言ってるの?」となりますが、実は「土用の丑の日に食べるうなぎはまずい」という声があるのをご存知ですか?
夏になると夏バテ防止としてうなぎを食べる人が多いですが、「まずい」なんて思ってもいないと思います。
では土用の丑の日のうなぎは「まずい」のは本当なのか?
だとしたら、その理由や原因は何なのか、そして、うなぎの旬や時期についてもまとめてみました。
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土用の丑の日のうなぎがまずいのは本当?
土用の丑の日の「うなぎ」は「まずい」のは本当なのか?
結論から言うと、「土用の丑の日のうなぎはまずい」と言うのは「ウソ」です。
なぜなら、日本で食べられている「うなぎ」は、ほとんど「養殖」だからです。
養殖されているのに、この「土用の丑の日だけがまずい」なんて有り得ないのです。
ではなぜ「土用の丑の日のうなぎはまずい」と言われるのか?
それには、ある理由や原因があります。
まずいと言われる理由や原因
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その1:旬や時期が違う
「土用の丑の日のうなぎはまずい」と言う人は、おそらく味よりもこの「旬や時期」の事を言っているのでしょう。
夏の食べ物と言えば「うなぎ」のイメージがあるので大方の人は、うなぎの旬や時期は「夏」と思ってしまいますが、少し知っている人にとっては、うなぎの旬や時期は「冬の10月~12月頃」と知っているのです。
ですから「旬や時期ではない夏のうなぎはまずい」と勝手に思い込んで、「俺はよく知っている」とみんなに自慢したいのでしょう。
実際は、先程でもお伝えしましたが、うなぎはいつ食べても同じ味です。養殖だから!
その2:作り置き
うなぎ屋さんにとって「土用の丑の日」は、一年で一番忙しい日です。
ですから、いつもお客さんから注文して頂いてから作り出す店であっても、この日だけは前もってたくさん作り置きをしています。
ですからいつも違う味になり「まずい」となるのです。
もし作り置きをしていなくて、いつも通りに注文を聞いてから作り出しをしていれば、全然間に合いません。
それくらいこの「土用の丑の日」は忙しいのです。
それでも「作りたてがいい」と言う人がいれば作りますが、まずほとんどいません。
お客さんも分かってくれているので、そこは暗黙の了解といった所でしょう。
その3:忙しいので仕事が雑になる
これは「うなぎ屋さん」に限らず、どのお店でも一緒です。
経営者にとっては忙しいのはうれしいので「もっと、もっと」となりますが、丁寧にできる限界という物があります。
その限界を超えてしまうと、どうしても仕事が雑になり、その結果「まずい」となるのですね。
ですから何のお店でもそうですが、忙しい時期(お寿司屋さんで言うと節分)には買わないで、時期をずらしましょう。
「時期をずらしたら意味ない」と言う人は、それらを覚悟して買う必要があります。
ある百貨店で見た事ありますよ。
そのお店は「鮮魚」でしたが、年末なので忙しいのでしょう。
魚を蹴ったり投げたり平気でしていますから。
それを知らずに「百貨店」と言うだけで「安心・信用」しているなら、大きな間違いです。
どこでも忙しい時期と言うのは、こんなもんです。
うなぎ本来の旬の時期・おいしい季節はいつ?
では、うなぎの本来の旬や時期やおいしい季節はいつなのでしょうか?
実はうなぎと言うのは魚と一緒で、「冬の季節」が「旬や時期(10月~12月)」と聞く事がありますが、実はこの「冬の季節が旬や時期」と言うのは「天然うなぎ」の事を言うのであって、普段私達が食べているうなぎは「養殖」なのでこの旬や時期には当てはまりません。
ではその「養殖うなぎ」のおいしい旬や時期の季節はいつなのかと言うと、それは「オールシーズン」です。
オールシーズンですが、夏は体力の消耗が激しく、夏バテになりやすいから「夏の7月にうなぎを食べよう」となったのです。
まとめ
土用の丑の日のうなぎはまずいと思われるのは、そもそもうなぎの旬や時期は冬だから。
そしてそれ以外にも、作り置きや忙しいので仕事が雑になるからなんですね。
やはり美味しいうなぎを食べたい時は、時期をずらすのもいいかもしれません。
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