千と千尋の神隠しの都市伝説にハクの八つ裂きがあるのはなぜ？公式ではその後どうなった？

映画「千と千尋の神隠し」の都市伝説の一つに「ハクが八つ裂きにされたのはなぜか？」と言ったものがありますが、公式ではハクのその後はどうなっているのでしょか？

本当にハクは八つ裂きになってしまったのでしょうか？

もし本当にハクが八つ裂きになったのであれば八つ裂きにされる理由はなんでしょうか？

と言うわけで千と千尋の神隠しの都市伝説の一つである「ハクの八つ裂き」について、なぜこんな都市伝説があるのかや公式ではその後どうなっているのかについて解説していきます。

千と千尋の神隠しの都市伝説にハクの八つ裂きがあるのはなぜ？

千と千尋の神隠しの都市伝説にハクが八つ裂きにされたとあるのはなぜでしょう？

考えられる理由としてこのようなものがあります。

考えられる理由１：湯婆婆とのやり取り

ハク「坊を連れ戻してきます。その代わり、千と両親を人間の世界へ戻してやってください。」湯婆婆「それでおまえはどうなるんだい？その後あたしに八つ裂きにされてもいいんかい！！！」　#千と千尋の神隠し

— ジブリbot (@jiburi_botforme) October 22, 2018

これはハクが自分を助けてくれた千尋を、命をかけて元の世界にもどしてやろうと湯婆婆にお願いしているシーンですね。

ですがこのシーンと言うのは恐らく湯婆婆は、ハクの八つ裂きになる覚悟を試したのではないでしょうか？

なぜなら八つ裂きになる覚悟があるなら千尋を助けるであろうし、そこまでの覚悟が無いなら助けないであろうし。

つまり湯婆婆は、ハクが「自分をしっかりと持っているか」を試したのではないかと思います。

「自分をしっかり持っている」ならそれだけ「考える意思がある」となり、「自分を見失っている」なら「考える事もしない」ので契約違反で八つ裂きにしようと思っているのでしょう。

なので、ハクと湯婆婆がした契約と言うのは「自分をしっかり持っている事」のように感じられます。

考えられる理由２：ジブリのHPに書いている？

千と千尋の神隠し公開当時､ジブリのHPでハクの最期についての説明があり､「すべてのことはルールに従わなければならない」という世界観により湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れている｡とあった｡泣いた #千と千尋の神隠し

— 10000RTbot (@10000RT_bot) June 19, 2019

このように、ジブリのHPに「すべてのことはルールに従わなければならない」と書かれていたら、「ハクは八つ裂きにされた」と思ってしまいますね。

考えられる理由３：最後の別れのシーン

千と千尋の神隠し

千尋とハクの別れのシーンでは、千尋が手を離した後もハクは手を引っ込めない。
この後ハクは湯婆婆に八つ裂きに殺されてしまう。
そして、手を引っ込めないのは千尋への想いが残っているからなんだ。

本当に泣ける。#拡散 pic.twitter.com/drYB9dS9il

— ♡kiraran…♡ (@420_kirara) November 22, 2014

確かにハクと千尋が別れるこのシーンを観ると「ハクは八つ裂きにされた」と思ってしまいますね。

考えられる理由４：髪留が光るシーン

そしてこのシーンにさらに輪をかけているのが最後の千尋の髪留めが光るシーンです。

髪留めが光るシーンはハクの涙でもあるんだよね#千と千尋の神隠し pic.twitter.com/oVlg574IEy

— のりたま (@kamukamuma) January 20, 2017

この髪留めが光っているのは八つ裂きにされたハクの涙だと言うのです。

ハクが八つ裂きにされるのは、千が元の世界にもどって、振り返るところ。千尋の髪ゴムがキラって光るけど、あれはハクの涙が光る描写も表してるんだって。 #ジブリ pic.twitter.com/ltNfnSwGFp

— ジブリづくし (@GHIBLI_daizen) September 25, 2013

以上の事から、ハクが八つ裂きにされたという都市伝説が生まれたのです。

ではなぜハクは自分が八つ裂きにされるかもしれないのに、命がけで千尋を元の世界に戻してやろうとするのか？

なぜハクは命がけで千尋を元の世界に戻してやろうとするのか？

公式ではその後どうなった？

このように千と千尋の神隠しには「ハクが八つ裂きにされた」という都市伝説がありますが、公式ではハクのその後はどうなっているのでしょうか？

公式ではハクはその後、八つ裂きにされたのでしょうか？

千と千尋の神隠し公開当時､ジブリのHPでハクの最期についての説明があり「すべてのことはルールに従わなければならない」という世界観により湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れている｡

【千と千尋の神隠し】 #ジブリ pic.twitter.com/sQ1rKVqRoT

— 心に響くジブリ名言 (@ghibli_hibiku) January 23, 2017

公式では、「ハクは八つ裂きにされる運命を受け入れている」と言っているだけで「八つ裂きにされた」とは言っていません。

と言う事は、「ハクは八つ裂きにされていない」と言う事です。

また、映画の中にもハクが八つ裂きにされたシーンなんて描かれていません。

それにハクは千尋の言葉で元の姿に戻っています。

ハク。聞いて。お母さんから聞いたんで、自分では覚えてなかったんだけど、私小さいとき川に落ちたことがあるの。その川はもうマンションになって埋められちゃったんだって。(千尋) pic.twitter.com/CJaisIjrNw

— 千と千尋の神隠しbot (@SCKziburi_bot) February 25, 2013

でも、今思い出したの。その川の名は、その川はね。琥珀川。あなたの本当の名は琥珀川。(千尋) pic.twitter.com/023s41NbKI

— 千と千尋の神隠しbot (@SCKziburi_bot) February 25, 2013

ハクの本名「ニギハヤミコハクヌシ」は漢字で「饒速水琥珀主」。日本書紀などに出てくる饒速日命（ニギハヤヒノミコト）に由来すると思われる。 #千と千尋の神隠し #トリビア pic.twitter.com/YligQu5Yew

— 映画情報オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) November 21, 2014

なので「ハクが八つ裂きにされた」なんて事はないのに、なぜか都市伝説では「ハクは八つ裂きにされた」となっているが不思議です。