ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のハクの本名は「ニギハヤミコハクヌシ 」と言う聞き慣れない難しいイメージの名前です。
では、この「ニギハヤミコハクヌシ 」の名前の由来や意味はなんでしょうか?
ここでは、「ニギハヤミコハクヌシ 」の名前の由来や意味、そして、漢字で書くとどうなるのかお伝えします。
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ニギハヤミコハクヌシの名前の由来は?
ハクの名前は「ニギハヤミコハクヌシ」ですが、この名前の由来はどこから来たのでしょうか?
実は、日本の古い言い伝えなどが書かれた「古事記」や「日本書紀」に出てくる神様「ニギハヤヒノミコト」から来ているようです。
ハクの本名「ニギハヤミコハクヌシ」は漢字で「饒速水琥珀主」。日本書紀などに出てくる饒速日命(ニギハヤヒノミコト)に由来すると思われる。 #千と千尋の神隠し #トリビア pic.twitter.com/YligQu5Yew
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) November 21, 2014
ちなみに、日本書紀に出てくる「饒速日命・ニギハヤヒノミコト」とは、
神武東征に先立ち、天照大神から十種の神宝を授かり天磐船に乗って河内国(大阪府交野市)の河上の地に天降り、その後大和国(奈良県)に移ったとされている。
引用元:https://ja.wikipedia.org
とあるように、天から舞い降りる所が、ハクが龍になって空を飛ぶ所と結びつけているのではないでしょうか?
ニギハヤミコハクヌシの名前の意味は?
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では「ニギハヤミコハクヌシの名前の意味は?」ですが、この名前の由来は、日本書紀に出てくる「饒速日命・ニギハヤヒノミコト」ですね。
それなら「ハクの名前はニギハヤヒノミコトで、意味は川の神様」でいいのになぜ「ニギハヤミコハクヌシ」と言う「ハヤヒ」ではなく「ハヤミ」にしたのでしょうか?
それは恐らくハクは川の神様で、千尋が小さい時に溺れそうになったと言っているくらいなので、川の流れが速いと言う意味から、速い水?速水(ハヤミ)にしたのではないでしょうか?
そして「コハク」の意味ですが、これは漢字で書くと「琥珀」ですが、王偏を取れば「虎」「白」となり「白虎」になります。
つまり「琥珀は白虎だ」と言っている人もいますが、白虎ってトラでしょ?
ハクは川の神様なのに「トラ」ってどういう事なんでしょうね。
ですから「コハクヌシ」の意味はハッキリと解明されていません。
ニギハヤミコハクヌシの漢字表記が饒速水琥珀主 だとすると、饒(豊かで余りある)速き水の琥珀の主なわけだよね?琥珀を分解すると「虎の王であり白の王(皇)」なわけだ。キトラ古墳の四神相応図で見るに白き虎の王は西の白虎だろ? なのに川の神(水神)である彼は龍の化身をとるのはなんでだ。
— ゲたぬちゃんは10/15に陸 (@getanuboushi) November 21, 2014
ニギハヤミコハクヌシの名前を漢字でどう書くの?
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場するハクですが、その名前は「ニギハヤミコハクヌシ」と言う聞き慣れない難しい名前であるのはご承知の通りだと思います。
ですがハクの名前を「ニギハヤミコハクヌシ」と知っていても、漢字で書くとなるとどうなるのか知っている人は少ないのではないでしょうか?
それもそのハズ、公式ではこの「ニギハヤミコハクヌシを漢字で書くとこうなる!」とは言っていませんから。
と言う事は、ハクの名前である「ニギハヤミコハクヌシを漢字で書くとこうなる!」と言うのはあくまで推測でしか判断出来ないと言う事です。
ですから、皆さんが色々と「ニギハヤミコハクヌシを漢字で書くとこうだ!」と言われている漢字をご紹介します。
饒速水琥珀主(邇芸速水琥珀主)
🐉ハクの本当の名前は #琥珀川
「#ニギハヤミコハクヌシ」
漢字にすると「#饒速水琥珀主」#千と千尋の神隠し— スパイク (@lotusa71) August 16, 2019
一番多いのがこの漢字です。
ちなみにこの「饒・ニギ」を漢字に変換しよとしても「ニギ」では出てきません。
なので「ジョウ・ニョウ」で入力して下さい。
また別の漢字では「邇(ニ)芸(ギ)速水琥珀主」と書いたりもするそうです。
邇芸速水河伯主神
「邇芸速水」は同じなのですが後ろの「河伯主神」が違います。
と言うのは、「中国では川の神様に河伯(かはく)と言った神様がいる」とされているので、川のヌシの神様として「河伯主神」と書く人もいてます。
饒(邇芸)速美琥珀主
饒速美琥珀主
— kinako755 (@kinako755) August 16, 2019
「水」が「美」に変わっている漢字です。
なぜ「水」ではなく「美」なのかは、ハクがキレイな人だから「美」にしたと思われます。
饒速水小白主
「琥」が「小」になっているのは「小川の神」だからだそうです。
ハクの本名は饒速水小珀主(にぎはやみこはくぬし)で、「琥拍川という小川を司る神」だそう!「神の立場でありながら湯婆婆の下で魔法を学んでいたのは、埋め立て工事で失われた自らの河川を取り戻すためだった」
— ともよ (@tomo121121) July 6, 2012
以上のように公式では「ニギハヤミコハクヌシの漢字はこうだ!」と言われていないので、皆さん色々な漢字を当てはめていますね。
まとめ
ニギハヤミコハクヌシの名前の由来や意味、そして、漢字で書くとどう書くの?について解説しました。
ニギハヤミコハクヌシの名前の由来や意味は「川の神様」である「ニギハヤヒノミコト」から来ているのですね。
またこの名前を漢字で書くと色々な漢字があり、その漢字も難しいですが、個人的にはニギハヤミコハクヌシの漢字は「饒速水琥珀主」がピッタリだと思っています。
なぜなら、由来が神様なので一番納得しやすいからです。
皆さんはどの漢字が一番しっくりきますか?
千と千尋の神隠しについて合わせて読みたい記事はこちら!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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コメント
日本の神とするのであれば琥珀の読みは音読みなのであり得ない。
琥珀なのであれば日本の神を騙った中国由来の神が正しいかも。