風の谷のナウシカに登場する巨神兵のオーマ。
原作漫画では、そのオーマの歯に【東亜工廠(こうしょう)】と書かれた商標がある事から、日本製どうか気になるところ。
もし日本製なら、こんな凄い技術をもった巨神兵を作れるなんて誇らしいですね。
そんなオーマですが実は、原作漫画とアニメの映画では最後が違います。
そして、原作漫画では放射能らしき表現もあるのでお伝えしたいと思います。
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ナウシカの巨神兵の東亜工廠とは日本製?
風の谷のナウシカに登場する巨神兵のオーマは、原作漫画ではその歯に【東亜工廠】と書かれた商標があります。
実は、風の谷のナウシカに出てくる巨神兵は人形のロボット兵器で製造標識には東亜工廠と書かれています。
最新技術でも作れない物になぜ古代文字が…
こういうの凄くロマンを感じる! pic.twitter.com/mgiFVNzsu8— THEリアル都市伝説 福岡 (@TheRealToshiden) May 4, 2017
ですが描写的には小さく描かれているので、物語的には全然関係ないので、言われなければ気が付かない程である為、これに気が付いた人には感心します。
ではこの巨神兵のオーマは作中では本当に【日本製】なんでしょうか?
そしてその【東亜工廠】とは一体なんでしょうか?
それぞれについて解説したいと思います。
巨神兵・オーマは日本製
結論から言うと、オーマは日本製です。
恐らく旧世界の巨大産業文明である前文明の日系企業の”東亜工廠”がオーマを作ったのでしょう。
その証拠に、
【実際には巨神兵を造ったのは東亜工廠と言う組織】
と紹介されているのでほぼ間違いないと思われます。
この原作漫画が描かれたのは1980年代なので、欧米諸国からすれば【日本は凄い技術を持った国】として思われていた為、このような描写を描いたのでしょう。
それ程日本は世界から見ると凄かったんですね。
今は段々と追い抜かれて来てますが!
東亜工廠とは軍直属の軍需工場
ではその”東亜工廠”とは一体なんでしょうか?
東亜とは、
- 欧米諸国から見ると、東アジア地域を指す言葉です。
そして聴き慣れない”工廠”とは、
- 軍直属の軍需工場。
の事をいいます。
従って、東亜工廠とは、
東アジアの軍直属の軍需工場。
となり、1980年代は東アジアで一番発展している国はこの日本となる事から、ここで描かれているのだと思います。
ナウシカの巨神兵のオーマの最後
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風の谷のナウシカに登場する巨神兵のオーマの最後は、アニメと原作漫画ではかなり違います。
その違いについてそれぞれご紹介します。
アニメ
続き→制作途中から参加した庵野さんに、宮崎監督🎬はいきなり巨神兵💀の原画を全て任せました。
鈴木プロデューサー👤はその時の様子を“まるで道場やぶり🥋”だったと語っています😄→続く#金ロー #風の谷のナウシカ #巨神兵 #庵野秀明 #鈴木敏夫 #宮崎駿 pic.twitter.com/Vk713BeyMF— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 4, 2019
アニメでは、トルメキアの第四皇女であるクシャナがまだ完全に蘇生していないにも関わらず、無理やり復活させた事でドロドロな状態の為、ほとんど機能せずに最後は死んでしまいました。
最初こそはプロトンビームの威力を発揮し、大量の王蟲を焼き払いますが、結局は2発目は発射されずに朽ち果ててしまいます。
ちなみにアニメではこの巨神兵の名前はありません。
原作漫画
映画で暴れまわった巨神兵は、漫画ではナウシカに助けられ「オーマ」と名付けオーマを実の息子として愛すも動力は放射線、その影響によりテト死にオーマ自身も使い捨ての兵器としてぼ設計から短命。最後は命と引き替えに古代人を倒し死んでいった。人として生きようとするオーマには心が打たれる。 pic.twitter.com/TbKW8HG4Pt
— Future Cyber Cowboy こつこつ (@cJYWi3CkfITCPf1) October 19, 2019
原作漫画での巨神兵は、自らを動かす制御装置・秘石を持つナウシカを”ママ”と認識し、ナウシカも巨神兵を”自分の子”として接し、オーマ(無垢と言う意味)と名付けます。
そんな巨神兵オーマは、ナウシカと共にシュワの墓所を封印しよとしますが反撃に合い、墓所の底へ落ちてしまいます。
これで死んだと思われたのですが、名付け親であるナウシカの呼びかけに反応して動き出します。
そしてフロントビームで墓所の壁に穴を開けるのですが、下半身を失いながらも何とか墓所の心臓部に到達します。
そこで最後の力を振り絞って墓所の主を握り潰すのですが、ここで力尽きてしまいます。
その姿を見たナウシカはオーマに「自慢の息子」と称賛します。
そしてオーマはナウシカに看取られながら死んでしまいます。
オーマは最後までナウシカを本当の母親だと思っていました。
そんなオーマに本当の親ではない事をあえて伝えないナウシカ。
ナウシカにとってもオーマの死は凄く悲しかったに違いありません。
ナウシカの巨神兵のオーマの放射能について
巨神兵オーマの体から繰り出される毒の光は「放射能ではないのか?」と言われていますが、ハッキリと表現されていないので本当のところは作者しか知りません。
がしかし、個人的にはこの毒の光は放射能だとは思いません。
なぜなら、もし放射能だとすればナウシカ達にとっては生きていく上では好都合のバスだからです。
ナウシカ達や動植物は全部、汚れた空気でも生きていけるように新たに誕生した生命です。
それなのに放射能を浴びたからと言って弱るとは思いません。
むしろ元気になるハズです。
従ってこの巨神兵の毒の光は放射能ではなく、
清浄な光ではないのか?
と思っています。
まとめ
ナウシカの巨神兵の東亜工廠とは日本製?
オーマの最後や放射能についても解説しました。
ナウシカの巨神兵は東亜工廠という日本製です。
またオーマの最後は、
アニメでは、
- ドロドロな状態になって死んでいく。
原作漫画では、
- 墓所の主を握り潰して死んでいく。
そして巨神兵オーマの体から出ているのは放射能ではなく、清浄の光だと思います。
風の谷のナウシカはアニメと原作漫画では全然イメージが違うので、興味ある方は原作漫画も読んで見てはいかがでしょうか。
風の谷のナウシカについて合わせて読みたい記事はこちら!
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コメント
オーマの毒の光が放射能ではなく清浄の光だとしたら”庭”で処置をほどこされたナウシカには効果が薄い気がします。
またオーマが口から発した閃光で生まれた爆炎をクロトワはきのこ雲と言っていたので放射能をイメージして描かれているのかなとなんとなく私は思っております。
核分裂でしか考えられないようなエネルギーを体内に宿しているわけですし、オーマから常時高濃度の放射能が放たれていたとしても不思議ではないかなと