ナウシカが腐海の底で呼吸出来るのはなぜ？地下からの脱出方法も

風の谷のナウシカに登場する腐海の植物は、「瘴気」と呼ばれる猛毒の物質を大気中に放出する事から、

「旧人類はそれを5分も吸えば死ぬ」

と言われていますが、新人類である”ナウシカ”は反対に、

「その瘴気を少し吸う事で生きる事が出来る」

と言われています。

となれば、綺麗な空気であろうと予想される腐海の底（地下）ではなぜ”ナウシカ”は呼吸する事が出来るのでしょうか？

また、”ナウシカ”が腐海の底からどのように脱出したのかについても解説したいと思います。

風の谷のナウシカが腐海の底で呼吸出来るのはなぜ？

風の谷のナウシカの主人公である”ナウシカ”が、腐海の底で呼吸出来るのはなぜでしょうか？

それは、

その場所は完全には浄化されていないから。
密閉空間ではないから。

だと思います。

それぞれについて解説していきたいと思います。

完全に浄化されていないから

新人類である”ナウシカ”は、腐海の毒にも耐える事が出来る人類として誕生した、いわば、人工的に作られた人類です。

となれば、腐海の底は浄化された綺麗な空気のハズなので、”ナウシカ”にとっては【毒】である為、呼吸すると死んでしまうハズです。

なのに”ナウシカ”が腐海の底で呼吸出来る理由の一つは、

【ナウシカが降り立った腐海の底がまだ完全に浄化されていない、いわば、最深部の一歩手前の空間だから】

だと思われます。

腐海の植物は本来、汚れた空間を綺麗にする浄化システムの役割があります。

そしてその浄化が終われば腐海の植物は、枯れて砂になっていきます。

ですが、ナウシカが降り立った腐海の底とされる場所にはまだ、腐海の植物が砂になる一歩手前の状態として残っています。

前も言ったことあるけど、もののけ姫のシシガミの森とナウシカの腐海の底ってどことなく似てて…。
ありえなくても、もののけ姫のこの森と腐海の底が過去と未来で同じ森だったら…とか考えたり。
そういうこと考えるといつも止まらなくなる。#金曜ロードSHOW #ナウシカ #もののけ姫 pic.twitter.com/fEm3VlSqti

— 5a1t (@_5a1t) January 4, 2019

と言う事は、つまり、この場所はまだ、

【完全に空気が綺麗に浄化されていない空間】

と思われます。

もし完全に浄化された綺麗な空間であれば、腐海の植物は砂になって原型を留めていないハズだからです。

従って、ナウシカが降り立った腐海の底とされる場所は、まだ完全に空気が浄化されていない少し汚れた空間である為、新人類である”ナウシカ”は呼吸する事が出来たのでしょう。

密閉空間ではないから

ナウシカが腐海の底で呼吸出来るもう一つの理由は、

【その場所が完全な密閉空間ではないから】

でしょう。

ナウシカが降り立った腐海の底とされる場所には、上から”光”が差しています。

宮崎駿作品と言えども作画ミスは存在する。特に急造編成の制作体制だったナウシカは顕著。例えば腐海の底でのシーン。前後のカットでテトが左肩に乗っているにも関わらず、流砂の落下地点へナウシカが駆け寄るカットではテトがいなくなってる。 pic.twitter.com/AfqtrKQBzj

— キャッスル (@castle_gtm) September 11, 2016