ナウシカ大ババ様のセリフの意味は?名言と古き言い伝えについても

風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカでは数々の名言が生まれていますが、ここでは【大ババ様(オババ )】の名言・名セリフの意味と、その中でも特に印象深い、古き言い伝えについても解説したいと思います。

果たして、古き言い伝えはナウシカなのか解説していきたいと思います。

 




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ナウシカ大ババ様のセリフの意味は?

ナウシカに登場する大ババ様(オババ )のセリフの意味について考えてみます。

なんといういたわりと友愛じゃ

【なんといういたわりと友愛じゃ。王蟲が心を開いておる。】

このセリフは、

大人のオーム(王蟲)が傷ついた子供のオームによっておびき寄せられ、風の谷に向かって突進している時に、そのオーム達の群れの前にナウシカが立ちはだかり止めようとします。

しかし突進を止める事はできずに跳ね飛ばされますが、傷ついたナウシカを触手で治している時のセリフです。

この意味は想像ですが、

“村を破壊してきたあの恐ろしいオームがまさか、人間の傷を治すなんて信じられない。それほどオームはナウシカに心を開いている証”

と言う意味でしょう。

それだけ大ババ様にとっても、オームのこの時の行動は予想外だったのだと思います。

私はただ腐海の謎を

【私はただ腐海の謎を 解きたいと願っているだけだよ われわれ人間はこのまま 腐海にのまれて滅びるよう 定められた種族なのか それを見きわめたいのだ】

このセリフは、

大ババ様とユパ様の話しのやり取りの中で、疑問を持ったナウシカが大ババ様に聞いた時のセリフです。

この意味は、

“腐海が本当にただの猛毒を吐き出す為だけの存在なのか?”

また、

“古き言い伝えのように、自然と人間が共存出来るのか知りたい”

と言う意味だと思います。

大ババ様はなんとなく、腐海の存在の事に気づき始めていたのかもしれませんね。

ここは海から吹く風様

【ここは海から吹く風様に守られておるからのう 腐海の毒も谷へは届かぬ】

このセリフは、

他の国が次々に腐海に飲まれてしまっていて、争いが絶えない状態である事を嘆いたユパ様の言葉の後に大ババ様が言ったセリフです。

この意味はまさにそのまんまで、

“海から吹く風のおかげで腐海の胞子がここまで飛んで来ない”

と言う意味です。

胞子は軽いので風が吹けばすぐに飛んで行きます。

しかし、この国は海から風が吹いている為、胞子も飛んで来ないのでしょう。

王蟲の怒りは大地の怒りじゃ

【王蟲の怒りは大地の怒りじゃ。あんなものにすがって生き延びてなんになろう】

このセリフは、

風の谷に迫って来るオームの群れをクシャナ達、が巨神兵を使って焼き払おうとしますが、巨神兵が溶け出し使い物にならなくなってしまった時のセリフです。

この意味は、

“人間のせいで自然を怒らせてしまったのだから、滅びるのも運命。

なのにその自然の怒りに抗ってまで生き延びようとは思わない。”

と言う意味ではないでしょうか?

“人間も自然の一部なので、その自然が怒って人間を滅ぼすのも仕方ない。”

と言う大ババ様の考え方が込められているセリフだと思います。

腐海に手を出してはならぬ

【待ちなされ 腐海に手を出してはならぬ】

このセリフは、

「クシャナ達が腐海に怯える事がないように腐海を焼き払おう」

と言った後に大ババ様が言ったセリフです。

大ババ様は腐海の森を焼き払おうとすると、オーム達が怒り大地を滅ぼしに来る事を知っているのです。

だから、

“そんな恐ろしい事をしてはいけない”

という意味が込められています。

名言と古き言い伝えはナウシカ?

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大ババ様の名言に出てくる、古き言い伝えの中に登場する”その者”とは誰の事なんでしょうか?

気になる人の為に”その者”とは誰の事なのかお伝えしたいと思います。

その者蒼き衣を纏いて

大ババ様の名言は色々とありますが、その中でも一番の名言・名セリフはなんと言ってもこの、

【その者青き衣(ころも)をまといて金色(こんじき)の野に降り立つべし。失われた大地との絆を結びついに人々を清浄の地にみちびかん。】

でしょう。

この中で出て来る”その者”は、壁の旗の左端に蒼き衣を纏っている姿で描かれています。

そしてその風貌は”男性”のように見えます。

しかしこの”男性”は物語では結局最後まで登場しませんでした。

だから結局”その者”が誰の事か分からずじまいになった人もいてるでしょう。

そんな人の為に”その者”とは誰なのかお伝えしたいと思います。

その者とはナウシカ

ズバリ、“その者とはナウシカ”の事と予想されます。

ナウシカは物語の終盤、ピンクの服装を着ていました。

しかし子供のオームの体液でそのピンクの服装が【蒼く】染まります。

その後、怒り狂ったオームの群れにはじき飛ばされ死んでしまいますが、冷静になったオームによって蘇ります。

その時のオームの触手が金色に輝いて見え、”金色の野”のようになり、その上をナウシカが歩きます。

その事から、古き言い伝えの蒼き衣を纏ったその者がナウシカである事が判明します。

そして古き言い伝えが本物だった事がわかります。

従って物語の序盤で登場する”その者”は、後のナウシカの事を暗示していたのです。

ですが物語ではその後の事は描かれていません。

その後の事は想像にお任せするような終わり方になっています。

まとめ

ナウシカ大ババ様のセリフの意味は?

名言と古き言い伝えについても解説しました。

物語の終盤で”古き言い伝えのその者”がナウシカの事を暗示していた事が判明します。

この映画は何回見ても感動しますね。

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