数々の人斬り伝説を残してきた緋村剣心ですが、ある時からなぜか人を切らないようになります。
その理由は?
ここでは、
・緋村剣心が人を切らない理由
・殺さず(不殺)の誓いを立てたのはなぜなのか?
について解説していきます。
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るろうに剣心が人を切らない理由は?
緋村剣心が人を切らない理由は、
・元は優しい性格だから。
・人斬りとして生きた後悔。
・時代が変わった。
からだと思います。
元は優しい性格の持ち主
緋村剣心は幼少期に、自分達を襲ってきた野盗達のお墓まで作って上げるとても気持ちの優しい人でした。
なのに人斬りと言う正反対の生き方をする事で次第に心が病んでいきます。
それ故に心の葛藤が生じ、
「このままでいいのだろうか?」
「イヤ、良くない」
と思うようになり人を切らないようになっていったのだと思います。
人斬りとして生きた後悔
緋村剣心は人斬りになる事で道は開けると思っていたのですが、実際は、
“人を切っても切っても全然世は変わらない”
と薄々気付き、人斬りとして生きたことへの後悔の念が生まれます。
「だったら人を切らないでもいいのではないか?」
と考えるようになり、人を切らないようになります。
緋村剣心は本当は人助けをしたいのです。
それなのに全然世の中が変わらないので、
“人斬りという生き方は間違っているのではないか?”
と考えるようになったからでしょう。
時代が変わった
また時代が幕末から明治になった事も理由の一つだと思います。
明治になると廃刀令が出された為、刀を所持する事は禁止されました。
そんな背景からも、
“もうこれからは人を切る時代ではない”
と考えるようになったからでしょう。
るろうに剣心が殺さずの誓いを立てたのはなぜ?
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剣心が殺さずの誓いを立てたのは、雪代巴とのある出来事が直接の理由です。
雪代巴を殺してしまう
雪代巴とは剣心が最初に心を許した存在で、一緒に暮らすようになります。
そんな雪代巴を自らの手で殺してしまった事から、
「もう二度と人斬りはしない」
と心に強く決めようになり、殺さずの誓いを立てるようになるのです。
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緋村剣心はなぜ雇われた?
緋村剣心はなぜ人斬りとして雇われたのか?
それは剣心の才能を見込んで桂小五郎がスカウトに来たからです。
その時の剣心は13歳で師匠の比古清十郎と殴り合えるほど強かった為、桂小五郎はスカウトに来たのでしょう。
その時のやり取りは、
「暗殺という過酷な仕事に耐えられるか」という桂小五郎の問いに剣心は、
「多くの命の犠牲の先にある、より多くの人々の命が救われる時代のためなら」
と答えます。
そして桂小五郎は第一線を剣心に任せて自分は第一線から身を引くようになります。
つまり結局は剣心の優しさと強さにつけ込んで利用したと言う事でしょう。
まとめ
人を切ると言う事は、心に相当な闇を堕とすことになり葛藤が生じるのは当たり前だと思います。
この様な人達がいたおかけで平和があるのは感謝しかありません。
平和をこよなく愛する者でした。
剣心の過去編(追憶編・人誅編)は、楽天Kobo のコミック18~28巻で読むことができます。
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