ゴーストニューヨークの幻の映画でのdittoの同じくという和訳の意味は？名台詞について解説

１９９０年の映画である「ゴーストニューヨークの幻」は、興行収入が５００億にもなった名作で、今も人々の記憶に残っているくらい人気のあった映画です。

そしてこの映画の名台詞である「ditto」ですが、映画を見ている時は最初、何の単語を言っているのか全然聞き取る事ができませんでした。

私と同じように思った人も多いと思います。

そこで今回は、その「ditto」の単語の意味は「同じく」なのですが、いまいち意味がよく分からなかったのでしらべてみました。

ゴーストニューヨークの幻に出てくるdittoの意味は同じくだがいまいち意味分からない

ゴーストニューヨークの幻で出てくる「ditto」は、モリー（デミ・ムーア）が恋人であるサム（パトリック・スウェイジ）の返事がいつも「ditto」なので、不満がありました。

それはこんなやり取りをしていた時です。

モリーはサムに「あなたと結婚したい！」「愛してる」と思いを言葉で伝えるのですが、サムはハッキリと言葉で答えずに「ditto」と言うだけです。

この言葉がサムの口癖でいつも言っていたのですが、この映画を見ていた人にとっては「ditto」と聞き取れなかった人が多かったと思います。

字幕にはこの「ditto」の意味が「同じく」と出ていたのですが、あまり意味がよく分からなかったので調べてみました。

実はこの映画での字幕では、モリーが「愛してる」と言っているのに対し、サムが言っている「ditto」を「同じく」と訳しています。

モリー：「I love you」愛してる

サム：「ditto」同じく

「同じくって何？」

そりゃ～モリーにとっては、何それって感じで不満になりますね。

実はこの時モリーは、サムにハッキリと「愛してる」と言ってほしかったのですね。

そうとは知らずにサムはこう答えていたのです。

この返事の仕方、どう思いますか？

男は「愛してる」とか「好き」とかハッキリと言葉で言うのは照れくさいからこう言った言い方をするのですが、女の人にとってハッキリしない言い方は、時にはイラつく原因になるようです。

これは映画に中だけでなく、私達の普段の生活でもありますね。

例えば、奥さんが作った料理の味についての出来事。

奥さん：「この味どう？」

旦那さん：「いいよ」とか「別に悪くない」としか言わない。

すると、これに対して奥さんは怒る訳です。

「美味しいのか美味しくないのかハッキリ言って」と。

このように女性はハッキリと言ってほしい時があるのですね。（ハッキリ言ったら言ったで怒るくせに　笑）

ちなみにこの映画「ゴーストニューヨークの幻」で出てくる「ditto」は、英語圏の人達はほとんど使わないそうで、中には「初めて聞いた」と言う人もいるくらいですって！

じゃ～この場合は「You　too」でもいいのか？になりますが、これも微妙だそうです。

こう言う事です。

「あなたを愛してる」に対して「You　too」と答えると、人によっては、「他の人が言ってた（あなたを愛してる）という事に私も同じ」となり、これも「ん？？」と、人によってはこう捉える人もいてるようです。

つまり、「他の人が言ってた（あなたを愛してる）という事に私も同じ」って何だか変な英語になるようです。

ではこの場合、どう言えばいいのでしょうか？

それは、「I love you,too」と答えるのがいいみたいです。

これで「あなたを愛してる」に対して、「私も」となるようです。

これは、英語を話す事がないとなかなか分かりづらい事ですね。

映画「ゴーストニューヨークの幻」で使われている「ditto」の意味について解説しました。

この映画は今も「ロマンスファンタジー」部門では１位になっているくらい人気があるのですね。

この映画を見ると、きっとあなたも心に響く物があるハズです。