志々雄真実が駒形由美を最後に刺すのはなぜか?
また、由美が志々雄真実と緋村剣心との間に割って入った理由は?
ここでは考察を交えながら駒形由美の最後や、地獄へ行かなくてもいいはずなのになぜ志々雄真実と一緒に地獄へ行ったのか?
についても述べていきたいと思います。
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【るろうに剣心】志々雄真実が駒形由美を刺す意味は?
緋村剣心との最後の決着の時、駒形由美は2人の間に割り込んで来て剣心によって切られてしまいます。
ア然とする剣心に志々雄真実は、由美ごと身体を貫いて剣心を刺すという容赦ない行動に出ます。
なぜ志々雄真実は由美を刺す必要があったのか?
この辺りを考察したいと思います。
隙を付くため
“不殺”を貫く剣心にとってはまさかの事態であるため、一時ぼう然としてしまいます。
そんな隙を志々雄真実は、ここぞとばかりに由美ごと身体を貫いて剣心を刺します。
でないとせっかく訪れた最大のチャンスを逃す事になるので、志々雄真実は由美を刺したのでしょう。
それくらいその時の志々雄真実は半死状態だったので、この機を逃すともうチャンスは無いと思ったからではないでしょうか?
最後は自分の手で
志々雄真実は自分が負けるとなれば、当然由美も死ぬ事になると考えていたハズ。
“誰にも殺されたくない、どうせ死ぬならせめて自分の手で最後は終わりにしたい”
という愛の形だと思います。
二人以外からしてみれば理解不能と思われるかも知れませんが、二人は心底愛し合っているからこそ、このような行動に出たのでしょう。
これには理解できる人も多いのではないでしょうか?
最愛の人が自分以外の他の人に殺される。
もしくは死ぬと分かっていても死ぬところが確認できない。
だったらせめて自分で最後を迎えてあげるのが”愛”ではないでしょうか。
自分を愛する人を裏切ってまで勝ちたいか?
違うんだな、これが!
裏切ってはいません。
自分の物差しで計るなよ!
志々雄真実と駒形由美の最後は?
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志々雄真実と駒形由美の最後について述べたいと思います。
志々雄真実は発火して死亡
志々雄真実は異常な全身の熱で自ら発火して燃え尽きてしまいます。
しかも笑いながら。
この時の志々雄真実の気持ちは、苦しいや悔しいというより、やるだけやったのだから仕方ないみたいなスッキリした気持ちだったのではないでしょうか?
だからあんなにも笑っていた。
そう思えてなりません。
駒形由美も一緒に灰になる
駒形由美も最後は志々雄真実と同じく灰になってしまいました。
由美が志々雄と剣心の間に割って入った理由は、
・隙を作るためと、
・志々雄真実の役に立つため
・愛する人を殺してほしくない
の3つだと思っています。
今まで志々雄真実の為にほとんど何もできていない。
だったらせめて志々雄真実がピンチの時くらいは身を呈して隙を作り、志々雄真実を勝利に導く。
そんな思いから2人の間に入ったのでは。
愛する人を守る為に出た咄嗟の行動だと思います。
志々雄真実と駒形由美が一緒に地獄へ行く理由
志々雄真実と由美は最後2人とも灰になってしまいます。
そして志々雄真実は当然ながら地獄へ行く事になるのですが、由美は地獄へ行くほど悪人ではありません。
なのになぜ、由美は志々雄真実と一緒に地獄へ行くのか?
それは単純に、
“志々雄真実を愛しているから”
です。
由美にとっては志々雄真実と一緒なら行く先が地獄でも天国でもどこでもいいのです。
それがたまたま地獄だっただけです。
まとめ:志々雄が由美を刺すのは愛の形
志々雄真実が最後に由美を刺すシーンを見ると、
愛する人を刺すなんてなんてヤツだ!
愛する人を犠牲にまでしてそんなに勝ちたいのか!
と思ってしまいがちですが、これこそが志々雄と由美の愛の形なんです。
人それぞれに愛の形はあるという事ですね。
自分の物差しで計んなよ!笑
志々雄真実が最後に由美を刺すシーンは楽天Kobo のコミック17巻で読むことができます。
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