デンゼルワシントンの映画「ジョンq最後の決断」は、アメリカの医療制度の問題点を描いた映画ですが、「実話」を元に作られた完全ノンフィクションなのでしょうか?
今回は、その映画に出てくる名言とセリフをまとめてみました。
父が愛する子供の為にとる行動、そして名言の数々。
子を持つ親ならきっと心に響くと思います。
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ジョンq最後の決断は実話で完全ノンフィクション?
実はデンゼルワシントン主演のこの映画「ジョンq最後の決断」は、実話を元にした作り物で完全ノンフィクションです。
完全ノンフィクションですが、実際のアメリカが抱える医療制度の問題点を、実際に存在する機構と照らし合わせて描いています。
要はお金が無ければまともな医療を受けれない。
例えそれが命に関わる事であっても。
いくら人の為と言っていても、結局はお金がなければ病院を追い出される。
病院を追い出される事は日本でもありますね。
例えば、まだ病気が完治していないのにもう退院。
確かに良くなって来ているが、まだ不安が残っているのにもう退院となる事。
当然病院はハッキリと「追い出す」とは言いませんが、結局は意味は同じです。
病院からすれば、早く退院してもらって次の患者さんにベッドを回したいですからね。
だからいつまでも病院におられると儲からない訳です。
まぁ~病院もお金がないと運営できませんから仕方ない気もしますが、「もうちょっと病院にいる方がいいのではないか?」と思う時があります。
デンゼルワシントンのジョンq最後の決断の名言・セリフまとめ
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ジョンq最後の決断に出てくる名言・セリフを感想と一緒にご紹介していきます。
「あなたのような経営者ではないパートタイムの従業員には、低い保障しか与えられておりません。」
何、与えられていませんって?
どんな保証内容にするか決めるのは自分ではないの?と思ってしまったセリフです。
アメリカは日本と違ってサラリーマンは、会社が入っている保険の中からしか選べないし、悪い会社では、会社が勝手に決めた保険1種類しか入れないようにしている場合もあるそうです。
ですから保険を会社が勝手に決める事が出来るアメリカならではのこのセリフではないでしょうか?
ですがいくらアメリカと言っても一度入った保険の内容が、本人が知らない間に変わる事は無いと思うので、おそらくこの部分は「盛った」のでしょう。
でないと、会社のやりたい放題ですからね。
「俺は息子を埋葬しない、息子が俺を埋葬するんだ」
親より子供が先に逝くって、どれだけ辛いか。
このセリフには多くの人の心に響いたと思います。
「重病者が運ばれても、金がないとわかると追い返す」
最低ですね。
やはり真の医者というのは、損得勘定で動くのではなく、ただ助けたい一心で動いてほしいですね。
「世の中には持つ者と持たざる者がいるんだ。病院でも相手にされる者とされない残念賞組が。25 万ドルを払えない者は大勢いるんだ。そういう者を追い詰めるのは世の中の何かが間違ってるからだ。」
確かにその通りだと思います。
損得勘定で動いているから、本当に必要としている人が困るのです。
「自分自身が息子に心臓を提供する」
これも当然ですね。
親の自分の命で子供が助かるなら、親としては嬉しいし満足します。
「ママの言うことを聞けよ!分かったか?」
自分が居なくなった後の事を考えての言葉でしょう。
ママを守るのは「お前だ」という意味もある気がします。
「君の頼んでいる事は、限度を超えている。まったく倫理に反している。」
上記の事を聞いた医者の言葉です。
「限度をこえている?そうは思いませんが!」
「倫理に反している?何の倫理ですか?子供の為でしょう?」
「最終決定は、わたしにではなく役員会にかかっている。」
ダッセー!
役員会の判断を待っている場合と違うでしょ?
すぐ処置したらいいと思うのですが、こういう人って居てますね。
最後に逃げるヤツ!
「金を稼げ!金さえあれば何でも出来る!」
はい!
金さえあれば何でも出来ます。
「自分がするといった事は必ずしろ!約束を守る事は大切な事だ!」
約束を守らない人はダメですね。
「悪い人と付き合ったり仲間になったりするな」
人は周りの環境によって大きく変わるので、人との付き合いは本当に大事です。
「ママに毎日愛してると言え」
これはアメリカ人がよく言っているセリフですね。
「彼女が出来たらお姫様のように接しろ」
そうですね!
女性は弱いですから、大事に大事にしなければいけません。
「ずっとお前のそばにいる」
自分が居なくなっても、ずっと子供と一緒であると言った気持ちの表れでしょうね。
デンゼルワシントンの映画ジョンq最後の決断が作られた経緯
映画「ジョンq最後の決断」が作られた経緯は、ある老人の言葉がきっかけだそうです。
脚本家ジェームズ・キアーンズが、”John Q.”の脚本を書き始めたきっかけは、1993年始めに、彼がある新聞記事で、心臓移植手術を受けた金持ちの老人の言葉「私が金持ちでなければ、今頃死んでいただろう」というのを読んで、自分の子供達の事を考えたところからのようです。
我が子を守ろうとする父親像が浮かんだのは自然にだそうですよ。
世の中、金がある人が勝ちですね。
まとめ
デンゼルワシントンの映画「ジョンq最後の決断」は実話を元に作られた完全ノンフィクションですが、それだけアメリカ社会がおかしくなっていると言う事でしょう。
また、数々の名言・セリフも心に響く言葉ばかりで、思わず涙が出てしまいます。
やはり親はこうでなくてはいけませんね。
いざとなったら!の覚悟が必要だと思います。
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