近頃自転車が車道を走るようになり、車からするととっても邪魔で仕方ないと思っている人は多いのではないでしょうか?
しかもそれが年寄りだとふらふらとしているので、余計にそう思ってしまいませんか?
今回は、その年寄りがなぜ車道を走って邪魔と思われるのか、独断と偏見でお伝えしたいと思います。
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年寄りが自転車で車道を走っているのが邪魔と言われる原因は何?
年寄りが自転車で車道を走っているのは、車からするととても邪魔で仕方ありません。
では年寄りが自転車で車道を走る原因は何なのか、個人的な観点で解説していきたいと思います。
それにしても、このように思っている人が多い事にビックリしました。
みんな同じ事を思っているのですね。笑
邪魔な理由1:年寄りのふらふら運転
「年寄りってなぜ自転車で車道走るの?ふらふらして邪魔で危ないのですけど!」
しっかりとした運転をされている方もいてるのですが、このような人がいてるとどうしても目立ってしまいます。
また、ふらふらしていて危ないのに、車道の真ん中辺りまできて走っている年寄り。
「もっと端っこ走れや!」と思うのですが、そんな人は端っこを走れないのです。
なぜか?
運動能力がないので端っこに行くと、縁石や壁にぶつかってしまうからです。
ですからちょっと離れて走っている訳ですが、これが反対に邪魔になり危険だと思われる原因になっています。
邪魔な理由2:道幅が狭いのに自転車レーンの表示がある
こんな場所がありませんか?
道幅が狭いのに自転車レーンの表示がある所。
自転車が車道を走るようにこんな表示もしている事も、より邪魔な原因となっているのでしょう。
確かに自転車は車道を走るのが基本ですが、こんな表示いる?
こんな中途半端なやり方をしているから、年寄りがそれに従って余計に危なくなると思うのですが。
何も柵とかガードレールが無いのに、余計に危ないし邪魔でしょ。
こんな表示はもっと広い道路でガードレールを作って、車道と歩道を分離出来る道路に表示する方がいいのではないかと思っております。
邪魔な原因3:歩道がガタガタ
歩道の道路がガタガタなのも邪魔な原因に挙げられます。
こんな歩道では走りにくいですね。
だから車道にくる訳です。
そもそも日本では、自転車が歩道を走る事を前提に作っていないから仕方ないのですが、もう少しキレイに整備してほしいものです。
なぜ自転車は邪魔なのに車道を走るのか?
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それは、自転車は道路交通法では「軽車両」とみなされ、「道路交通法 第17条」で定められているからです。
道路交通法 第17条
自転車は、車道が原則、歩道は例外
車道は左側を通行
歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
ただし、歩道通行できるのは、
①道路標識等で通行することができるとされている場合
②自転車の運転者が高齢者や児童、幼児等の場合
③車道又は交通の状況からみてやむを得ないと認められる場合
このように定められているのですが、この中で書かれている「自転車の運転者が高齢者や児童、幼児等の場合」がよく理解できていない年寄りがいるように思われます。
この「高齢者」というのは「70歳以上」の年寄りの事で、「児童・幼児」というのは「13歳未満の子供」の事をいいます。
「13歳未満」というのは、まだまだ幼い子供なので「車道を走る」事は危ないから「歩道」を走る事は理解できます。
というか、歩道を走った方が安全です。
問題は「高齢者」の方です。
70歳以上の高齢者は「歩道を走ってもいいよ」なっている事を知らない人が多いのではないでしょうか?
それとも「知っているけど自分はまだまだ元気だから大丈夫」「原則が車道なのだから自分がふらふらと運転していても仕方ない」とか思っているのでしょうか?
頑固と言うか意固地と言うか。
国がなぜ「70歳以上」と言っているのか、分かっていない年寄りが多い気がします。
「70歳」ともなれば運動能力が劣っているので、とっさの時に反応出来ず危険だから「歩道を走ってもいいよ」と言っているのに。
それが分からず、「ふらふら」して運転する方が余計に危険だし、倒れたりしたら車に轢かれて終わりですよ。
それならまだ歩道を走っている方が安全でしょ。
歩道を走れば歩行者とぶつかるから危険?
いやいや、車とぶつかる方が危険でしょ。
本当に、車を乗っている人からすれば「邪魔」。
というか「危ない」ですね。
個人的には「ふらふら」していたりすれば、年齢に関係なく「歩道」で走ってほしいものです。
自転車が車道を走るようになったのはいつから?
と言うのは間違った逆の認識です。笑
そもそも自転車は道路交通法で、「最初から車道を走るように」となっているからです。
それが高度成長期中の1970年になると、車が増えてきたので「歩道が広く、そして歩行者があまりいない場合に限り走っても良い」」となりました。
そして決め手となったのは1978年です。
この時は、もう爆発的に車の交通量が多くなってしまっていたので道路交通法を改正して「自転車の歩道の通行を認める」としたのです。
しかしこの改正ではあくまで「認める」としただけで、「自転車は絶対歩道を走れ」と決めたものではありませんでした。
それにこの「自転車は歩道を走っても良い」とした法改正は一時的な処置として考えられていたのに、現在までそのまま放置されているから、「自転車は歩道を走れ」とか「車道を走れ」とかになって、こんがらがっているのです。
ですからそろそろ国もどっちにするか決めたいのでしょうが、その為には道路を整備しないといけません。
と言う事はお金もかかるのは勿論ですが、道路を整備する為に今ある建物をどうするかも考えないといけないし、そもそもそんな場所もないのが現状でしょう。
まとめ
年寄りが自転車で車道をふらふらと走っているので邪魔なのですが、その邪魔になる原因を解説しました。
歩道は70歳以上と13歳未満の人は走ってもいいのです。
そして、自転車は元から車道を走るようになっていたのですね。
それが高度成長期くらいに「歩道を走ってもいいよ」となったから歩道を走るようになり、今度は「車道を走りましょう」と原点に戻ったに過ぎないのです。
でも年寄りが車道を走られると「邪魔」ですね。笑
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