アオヤガラとダツは刺さる魚で危険?違い・似てる点や味はまずい?

生き物

魚のアオヤガラとダツは、見た目が刺さりそうな口先をしています。

そんな事から、

「アオヤガラとダツは刺さるのか?」

と疑問に思っている人はいてるでしょう。

またこの2つは見た目が似てるけど、違いがイマイチ分からない。

ここでは、そんな疑問にもお答えします。




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アオヤガラとダツと言う魚は刺さるの?

アオヤガラとダツと言う魚は刺さるのでしょうか?

だとすれば、

「危険なのでは?」

「事故の事例とかは?」

この辺りについてもお伝えしたいと思います。

アオヤガラは人には刺さらない

アオヤガラは人には刺さりませんが、

死ぬ前に、砂利などの地面やサンゴに刺さるようにして死んでしまう時があります。

しかも、今まで生きていたのに、急に砂利やサンゴに突進するように!

こんな光景は、ダイビングをしていてもほとんど見る事は出来ないので、もし見る事が出来たなら、きっと不思議に思うバスです。

ですが、アオヤガラがなぜこのような突然死みたいな事をするのか、現在では判明していません。

中には、口の中に砂利などが入っている場合もあるので窒息死かと思ってしまいそうですが。

でも今まで泳いでいたのに、急に、砂利やサンゴを目掛けて刺さるような死に方をするなんて不思議です。

ダツは人に刺さる

アオヤガラは人には刺さりませんが、ダツは人に刺さる場合があります。

それはどんな時か?

【ネックレスや腕時計などが光で反射している時】

です。

ダツは、

小魚のウロコで反射した光に敏感に反応し、突進する性質

があります。

なので、ネックレスや腕時計をした人が海で泳いでいると、ダツは、魚だと思って突進して来ます。

その時速は、約60kmと言われています。

そんな時速で人に刺さってしまうと、致命傷になり、死ぬ場合があります。

実際日本でも、ダツによる死亡事故が発生しています。

 

 

 

引用元:https://www.pref.okinawa.jp

 

こんな鋭い口先で時速60kmで突進されたら、刺さるのは当たり前ですね。

ちなみに日本にいるダツ類は、

本州以南の沿岸や南西諸島、小笠原諸島の岩礁と砂地が混じるような浅場に生息しています。

例えば、比較的気温が高いこんな場所はとくに危険です。

ダツにはこのような事故の事例があり、とても危険です。

ですから、これらの地域で遊ぶ人は、ネックレスや腕時計などの光が反射しないように【外して遊ぶ】事をおすすめします。

また、船に乗っていても海面を飛び越えて来る事もあるのでくれぐれもご注意下さい。

もしダツに刺さった時は、

むやみに抜くと出血多量に陥る場合があるので、抜かずにダツを殺してから慎重に病院に行きましょう。

ヤガラとダツの似てる点は?

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ヤガラ(アオヤガラ)とダツは見た目が似てるので、違いがイマイチ分からない人も多いでしょう。

しかし、この両者は、口先や尻尾を見れば一瞬で見分けがつきます。

口先

アオヤガラの口先は、“筒みないな口先”になっています。(アカヤガラも同じ)

それに対してダツは、口先に非常に鋭い歯を持っています。

 

これは間違えようがありませんね。

尻尾

尻尾もアオヤガラとダツでは違います。

アオヤガラ(アカヤガラも同じ)の尻尾には、尾ビレに鰭条(キジョウ)と呼ばれる、ヒレの一部が細長くなった物があります。

それに対してダツは、よく見る魚の尻尾になっています。

これだけ見た目の違いがあるので、例え似てるとは言え、見間違える事はないでしょう。

アオヤガラやダツの味はまずい?

アオヤガラやダツは食べると味はまずいのでしょうか?

アオヤガラ

アオヤガラはあまり美味しくなく、まずいと言われていますが全然そんな事はありません。

  • お造り
  • 潮焼き
  • 天ぷら

などは美味しいです。

人によっては、アオヤガラのお造りは味がないので”まずい”と言う人もいてますが、それは人によります。

個人的には、アオヤガラのお造りは、

美味しい!

です。

また、魚はなんでもそうですが、卵も美味しく食べる事が出来ますね?

アオヤガラも同じで、卵があれば、軽く塩でボイルして、ポン酢で食べると絶品です。

ダツ

ダツも、

  • お造り
  • 塩焼き
  • タタキ

で食べると美味しいです。

全然まずい事はありません。

誰や!

アオヤガラとダツはまずいと言ったヤツ!

普通に美味しいんですけど!

ヤガラやダツが市場に出回らないのはなぜ?

そんは美味しいアオヤガラとダツですが、なぜ市場に出回らないのでしょうか?

美味しいなら、もっと市場に出回っても良さそうに思うのですが?

その理由は、

  • 漁獲量が極端に少ない。
  • 希少な魚ほど漁港から直接高級料亭に運ばれる。

からと言われています。

アオヤガラは相変わらず、漁獲量が極端に少ないのは少ないですが、ダツは近年、生息域を急速に北に広げている事から、漁獲量は増えてきてるようです。

なので、ダツの方はこれからもっと市場に出回って来るかも知れません。

まとめ

アオヤガラとダツは刺さる魚で危険?

違いや似てる点、そして食べると味はまずいのか?

についてもお伝えしました。

アオヤガラは人には刺さりませんが、死ぬ時は、海底の砂利やサンゴを目掛けて、刺さるように死ぬ事があります。

一方ダツは、人に刺さり、最悪、死んでしまう事故の事例があるので非常に危険です。

なので、ネックレスや腕時計などの光物は、身に付けないようにしましょう。

また、アオヤガラとダツの違いは、口先や尻尾を見る。

そして、アオヤガラとダツは食べると美味しい。

なのに、市場に出回らないのは、

  • 漁獲量が極端に少ない。
  • 希少な魚ほど漁港から直接高級料亭に運ばれる。

からです。

ちなみに、アオヤガラやダツの一匹の値段は大きさにもよりますが、大体、1,000〜2,000円くらいです。

ヤガラについて合わせて読みたい記事はこちら!




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