鬼滅の刃に登場する、鼓屋敷という屋敷の主である響凱(きょうがい)。
体に埋め込まれた鼓を打つ事で部屋を回転させたり、爪痕のような破壊攻撃を加える血鬼術を使う鬼ですが、そもそもなぜ鬼になったのでしょうか?
ここではそのきょうがいが鬼になった理由や、下弦の鬼達が鬼舞辻無惨に殺されているのに(壱は除く)、なぜこのきょうがいは殺されなかったのかについて考察してみたいと思います。
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【鬼滅の刃】響凱(きょうがい)が鬼になった理由は?
きょうがいが鬼になった理由は、
- 自分の小説をけなす編集者や周囲をいつかギャフンといわせる為と、
- 根暗な性格だがプライドは高い事。
が理由で鬼になったのではないでしょうか。
それぞれについて考察してみたいと思います。
編集者や周囲をギャフンといわせる為
きょうがいは人間だった頃、文筆家で小説を書いていましたが、なかなか周囲や編集者に認めてもらえませんでした。
それどころか、自身の小説を酷評までされています。
鬼滅の刃より
【響凱の回想に出てきた知人の編集者】
の声真似にチャレンジしました#声真似 #声真似主がRTしてくれてまだ見ぬ声真似主へと繋げてくれるはず #鬼滅の刃 pic.twitter.com/soPL9XlxLu— 🦍Toyou〈エネゴリ〉⚡小宮柱 (@Toyu_dayooo) November 9, 2020
そんな日頃の鬱憤から、
「いつかコイツらをギャフンといわしたる!」
という思いで鬼になったのだと思います。
ですが、鬼になったと言ってもその姿を隠すように、普段は人間の姿で過ごしています。
しかし内心は、
「今度同じような事になった時にやっつけてやろう!」
と思っていたのでしょう。
つまり”きょうがい”が鬼になったのは、普段からストレスを溜める性格にも原因があったのかも知れません。
次に、その”きょうがい”の性格について述べたいと思います。
根暗だかプライドは高い性格
きょうがいの性格は、ぼそぼそと小声で話すくらいの根暗で、あまり自分の意見を言わない人なのでしょう。
それなのに、内に秘めたプライドは高い。
だからなかなか認めてもらえない事に対して日頃から鬱憤が溜まっていた。
そんな時に原稿用紙を踏みつけにされるという、いわばトドメの一撃を喰らいます。
#鬼滅の刃 13話感想。今週も引き込まれる映像美とストーリーに圧倒されました。鼓の鬼 響凱の人間時代の話に深く共感した!他人にお前はつまらないと否定されるのはつらい事。僕もよーくわかりますから。炭治郎の優しさに響凱も最後に癒され救いがあった!あと善逸の男気に株が上がりまくりです! pic.twitter.com/D0LGXOSfGx
— ゆうき@かおす (@yuhkisakutti) June 29, 2019
するとついに我慢の限界が来てキレてしまい、鬼になったのではないかと思っています。
【鬼滅の刃】きょうがいはなぜ無惨に殺されなかったの?
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下弦の鬼達が鬼舞辻無惨に殺されているのに、なぜきょうがい(響凱)は鬼舞辻無惨に殺されなかったのでしょうか?
それは恐らく、
- きょうがいの向上心と、
- きょうがいが鳴女のようになる事を期待されていたから。
でしょう。
それぞれについて解説してみたいと思います。
向上心
鬼舞辻無惨が好きな鬼の特徴の一つに、【向上心】があります。
鬼は人を沢山食べる事で強くなっていくのですが、”きょうがい”は徐々に人を喰う事が出来ない身体になってしまいます。
そこできょうがいは考える訳です。
少ない人数で強くなる方法を!
すると、稀血の人間を一人食べると、普段の人間を50人〜100人食べる事と同じだと気づき探し出します。
その考え方が鬼舞辻無惨に気に入られたのだと思います。
それに比べて他の下弦の鬼はどうでしょうか?
強い鬼狩りに会えば逃げようと考えている者もいれば、他者からこうしてもらえば強くなると言う他人任せな鬼もいます。
そんな中きょうがいは、
「自分でなんとかしよう!」
と考えて行動していた訳です。
人をあまり食べれなくなった事で鬼舞辻無惨から【上弦の陸】を剥奪されましたが、それでも「無理をしてでも人を食らおう」という向上心が鬼舞辻無惨に気に入られた為、殺されなかったのです。
ちなみに、下弦の鬼で数字が右目に刻まれていたのはこの”きょうがい”だけです。
今回登場したのも含めた下弦の鬼たちの名称一覧です
#鬼滅の刃 pic.twitter.com/vqnq5qIsX1— 成田智晶/自戒のちニート (@persimmon412) September 28, 2019
矢琶羽(やはば)と朱紗丸(すさまる)、
十二鬼月を剥奪された
元下弦の鬼 陸 響凱(きょうがい)
いずれも強い鬼と死線をくぐり抜けてきた炭治郎だが、
一戦、一戦で強くなっていく主人公の様をみていると
本当にかっこいいと思える。
柱との学びが炭治郎を強くしていく pic.twitter.com/w5IIvwJbOZ— るしごま¢ (@Kurogoma_exh) July 29, 2019
そう思うと”きょうがい”は、鬼舞辻無惨にかなり気に入られていたという事ですね。
鳴女のようになる事を期待されていたから
きょうがいは、鼓を打つ事で部屋を回転させる事が出来る、空間転移能力を持った鬼です。
そしてその”きょうがい”の上位互換が「鳴女」です。
自己紹介遅れました。
上弦の肆・鳴女でございます。
無惨様や他の鬼の方・鬼狩りの方と繋がりたいです……。私の友達、@mituri_kannrog 様そして@Tnef3eeegO4bZ28 様のフォローもよろしくお願い致します…… pic.twitter.com/TiaWkfjKOp— 鳴女 (@na_kime_) May 17, 2020
鬼舞辻無惨は空間転移能力が使えない為、この空間転移能力を持った者がお気に入りです。
だから鬼舞辻無惨はこの”きょうがい”に対し、鳴女のようになる事を期待していたから殺されなかったのでしょう。
【鬼滅の刃】きょうがい鬼になった経緯は?
ではそんな響凱(きょうがい)ですが、いつから鬼になったのでしょうか?
それは残念ながら作中では明らかになっていません。
作中で”きょうがい”が回想するシーンがありますが、その時にはすでに鬼化していました。
ですが鬼化すると言う事は、無惨に血を分け与えてもらわないと鬼化になれない訳ですから、”きょうがい”も無惨に血を分け与えてもらって鬼化したのは間違いないでしょう。
その時、恐らく無惨に、
「そんなに鬱憤が溜まっているなら、鬼になってソイツらを見返してやったらどうだ?」
みたいな事を言われたのでしょうね。
【鬼滅の刃】きょうがいは最後は報われた?
なかなか自分の小説を認めてもらえなかった”きょうがい”ですが、炭治郎が散らばった原稿を踏まずに避けた事や、「君の血鬼術は凄かった!」と言われる事で最後は報われたように思います。
1番好きなシーンは炭治郎が着地する時に原稿を避けるシーン
アニメだと心理描写が無かったので紙で滑るかもしれないから避けた位にしか分からなかったけど、漫画だと原稿用紙に気付いて避けてるんですね
響凱が一瞬反応したのが好きです pic.twitter.com/E6uEefHzi4— 輝夜73 (@merrysan73) November 15, 2020
響凱が
最後の最後に認められてよかった!
報われてよかった!!#鬼滅の刃 pic.twitter.com/UyReqx8FDE— うめる🐶 (@OwO_OvO4649) June 29, 2019
きょうがいさん、最後の相手が炭治郎で良かったですね!
まとめ
鬼滅の刃の響凱(きょうがい)が鬼になった理由は?
なぜ無惨に殺されなかったのかについても解説してみました。
きょうがいが鬼になった理由は、
- 自分の小説をけなす編集者や周囲をいつかギャフンといわせる為と、
- 根暗な性格だがプライドは高い事。
が理由で鬼になったと思います。
また”きょうがい”はなぜ鬼舞辻無惨に殺されなかったのかは、
- 「無理をしてでも人を食らおう」という向上心と、
- 鳴女のようになる事を期待されていたから。
でしょう。
ですが最後は報われたようなので良かったです。
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